はじめに
本記事は株式会社ポムスタディが作成(監修)しています。
2020年創業のWEBコンサルティング会社。運用ウェブサイトの累計アクセスは計100万PV以上。運用SNSのフォロワーは計17万フォロワー以上。見られるウェブサイトづくり、人が集まるSNSづくりが得意な会社です。
※記事の内容には正確性を期すようにしておりますが、万が一事実と異なる掲載がございましたら、ご指摘ください。
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ラインの特徴
(引用:https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/)
・月間アクティブユーザー数(国内):9,200万人(2022年3月)
・月間アクティブ率:約90%
・ユーザー層:ほぼ全世代
・特性:メールに近い個別メッセージ送信型。ビジネスアカウントの作成が可能。
・広告:CVRは高いが、ブロックも多い。確実にリピーターを狙うのには最適。
法人向けラインを用いたお客様とのコミュニケーション
まずラインを法人として利用する場合は、公式アカウントとしての利用になりますが、公式アカウント側からの友達登録や初めてのメッセージ送信はできない仕様となっています。したがって、お客様とライン上でコミュニケーションを取ろうと考えたときには、最初にお客様の方から友達登録とメッセージ送信をしてもらう必要があります。
また売り込みのチラシとクーポンだけでなく、お客様の興味を引く話題の提供が重要です。チラシやクーポンだけを配信することも可能ですが、効果が半減してしまいます。
ラインはその性質上、他のSNSと異なってメールに近いかなりプライベートなSNSです。お客様の信頼を得てメッセージのやり取りをする必要がありますし、一度ブロックされてしまうと連絡できなくなりますので、距離感を大切にしましょう。
ラインの機能
ラインの機能は多岐にわたります。「LINEチャット」が最も馴染みのある使い方だという方がほとんどですが、Tiktokのような「VOOM」、企業公式アカウントの場合は友だち全員にメッセージを送る「メッセージ」機能など、実は様々な使い方ができるようになっています。
LINEチャット
重要度
お客様からのお問い合わせや個別メッセージを1対1のチャット形式でやりとりできます。画像の送信や複数のお客様とグループチャット、および通話も可能です。(ただし、通話機能は相手からの発信である必要があります。)自動応答メッセージでは、お客様からトークで話しかけられた際に自動で送信されるメッセージを登録することができます。
あいさつメッセージは、お客様がLINE公式アカウントを新しく友だち追加した際に自動でメッセージを送ることができる機能です。担当者が人力でメッセージを送る必要がなく、お客様にアカウントの概要やメリットを伝えることが可能です。無料で利用できる機能なので、うまく活用してお客様から連絡をもらうようにしましょう。
メッセージ
重要度
テキストでのメッセージ配信は一部有料サービスとなっていますが、無料で利用することも可能です。チラシやオトクな情報をデジタルチラシ形式で配布できるので、集客に繋がりやすいのが特徴です。
リッチメッセージでは、ビジュアルで分かりやすく広告内容を訴求できます。通常のテキストメッセージよりも高い誘導効果が見込めます。リッチビデオメッセージは、自動再生される動画をメッセージとして配信する機能です。さまざまな動画形態に対応しており、遷移先URLを設定することで、動画視聴後にユーザーを外部サイトに誘導することもできます。
VOOM
重要度
テキストや画像を使って記事を作成し、投稿することができます。ユーザーは投稿に対してアクションできるため、お客様とのコミュニケーションの場として活用できます。LINE公式アカウントと友だちになっていないユーザーも見ることが可能で、訴求範囲が友だちに限定されません。
以前はタイムラインとして機能していましたが、リニューアル後は動画プラットフォームとして押し出しており、Tiktokのような使われ方を意識しているようです。動画だけでなく、画像やテキストでの投稿も引き続き可能です。
クーポン
重要度
LINE上で使用できるクーポンを作成できます。作成したクーポンはメッセージ・ 応答メッセージなどで配信が可能であり、来店促進などに活用できます。必然的にメッセージ機能を利用することになるので、友達登録数によっては有料配信となる可能性もあります。
LINEの利用料金
フリープランを使った場合は、LINEの利用料金は公式アカウントであっても無料です。小規模な店舗であれば、フリープランでも十分対応可能です。メッセージ通数としてカウントされるのは、主に「メッセージ配信」です。多数のお客様に一度にメッセージを送りたい場合は「メッセージ配信」機能をつかわなければならず、1ヶ月に1000通までの制限が付きます。ただし、1対1のチャットはメッセージ通数にはカウントされないので、安心して利用できます。(注:2023年6月(予定)から料金プランの改定が予告されています。詳しくは公式サイトをご確認ください。)費用対効果を試算した上で、プラスになるようであれば利用してみる価値のある媒体です。
まとめ
LINE公式アカウントの基本的な使い方はご理解いただけましたでしょうか。月額利用料金等は無料ですから、まずは登録して自分のアカウントでどのような機能が使えるのか試してみると良いでしょう。登録は公式サイトから可能です。