ツイッターマーケティングとは
ツイッターは無料で利用できるSNSツールです。個人法人を問わず利用することが出来るので、多くの企業が自社のマーケティングに活用しています。BtoBとBtoCどちらでもお客様にアプローチする手法があるのがメリットです。今回はツイッターを使ったマーケティングの例を挙げながら、どのような活用ができるのか考えていきます。
※Twitterについての詳細は以下の記事をご覧ください。
ツイッターを用いたBtoCマーケティングの考え方
早速どのような考え方でユーザーにアプローチできるのか、例を用いてご紹介していきます。BtoCの事業でTwitterを利用するのであれば、対象となるお客様の絞り込みから始めます。今回は主婦層にターゲットを絞ってみます。
主婦層へのターゲティング
実は、主婦層の約30%がツイッターを利用していると言われています。これは数字にして約400万人にものぼります。主婦層が共通の悩みとしているのが、家事と仕事の両立です。そういった悩みを匿名で発信できる本音の場としてツイッターは、主婦層からの一定の支持を得ています。
例えば、家庭でのふとした出来事や、思わずほっこりするような日常の投稿が多くの主婦の共感を呼び、強力な拡散力で広まっています。まさに主婦をターゲットとする上でツイッターは最適なSNSだと考えられます。
SNSを用いたマーケティングでは、自社の顧客がその媒体を通して集客しやすいかどうかをまず確認することが重要です。
主婦層はプロモーションツイートに弱い?
女性フォロワーの多い企業公式には、繰り返しお得なプロモーションをかけている企業が目立ちます。「お得」に弱い主婦層がプロモーションツイートの拡散源になってくれていると考えられます。
プロモーションに参加して、その場で結果の分かるインスタントプロモーションは特に人気で、コカ・コーラ社などの大企業が多く取り入れています。
プロモーションの簡易性
ツイッターを用いたプロモーションはインスタントプロモーションのようにツールが必須のものもありますが、基本的なツイッターの機能を利用して行うことも可能です。
よく行われる手法として、以下のようなフォローとリツイートを条件としたキャンペーンがあります。
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キャンペーンを実施して、あとから抽選可能です。こういった手軽さも企業側からすると手間がかからず、プロモーションを打ち出しやすい理由になっています。
実際にプロモーションの効果も大きく、弊社のような小さな企業でも1000以上のリツイートを獲得することが出来ます。認知拡大と宣伝効果の一石二鳥を狙えます。
ツイッターを用いたBtoBマーケティングの考え方
BtoCのマーケティングでの活用方法のイメージは掴んでいただけましたね。一方でBtoBマーケティングに利用するにはどのような活用を目指していけばよいのでしょうか?
企業アカウントを狙う
ツイッターは無料で利用できることから、多くの企業が自社のアカウントを持って参入しています。そのためBtoBの事業を行っている企業であれば、企業アカウントにターゲットを絞ってアプローチするのが効果的です。
企業公式がよく使うハッシュタグを利用する
企業公式がよく利用するハッシュタグを使っていくことで、同じ企業公式のアカウントに注目してもらえて、効率よくフォロワーを集めたり、アプローチを図ったりすることができます。
よく使われる企業公式ハッシュタグの例
#企業公式が毎朝地元の天気を言い合う
#企業公式相互フォロー
#企業公式冬(季節によって変化)のフォロー祭り
上記のようなハッシュタグで企業間での交流を図ってアプローチをしていきます。ただし、営業丸出しでお近づきになるのは逆効果ですので、win&winとなるようなやり方で工夫して連携網を広げていきましょう。
マーケティングだけではない広報発信力
ツイッターをうまく利用することでBtoC・BtoB両方のマーケティングに活用できることはお分かりいただけたかと思います。しかし、ツイッターがすごいのはそれだけではありません。
ツイッターはリツイートという仕組みを備えることで、人々に共感されるとつぶやきが爆発的に拡散する(=バズる)ことがあります。バズりを狙うことは難しいですが、一度拡散されれば一気に全国各地に自社の名前が広がります。逆に悪いことで広まってしまうことを「炎上」と呼びますが、炎上は企業のツイッター担当者が絶対に避けねばならない最悪の状態です。
また拡散されることで、テレビを始めとしたメディアにも取り上げられることがあり、副次的な効果も含めるとツイッターが秘める広報力は無駄にしていてはもったいない力だと言えます。
まとめ
ツイッターを用いたマーケティングも通常のマーケティング同様に、まずはお客様に対してツイッターを通じて訴求することが効率的であるか否かの判断から始めます。今回は入門編なので割愛していますが、実際はBtoB・BtoCに応じた戦略の選択、ペルソナの作成、発信内容の検討やキャンペーン内容の考案等、取り組むべき項目は多岐にわたります。
ぜひ資料をダウンロードして、ツイッターマーケティングの第一歩を踏み出しましょう。