【ツイッター成功事例】熊本で仕出し弁当を提供するなごみ庵の事例

はい、弊社は元々「和（なごみ）つかもと」という料理店をメインで運営しておりました。ところがコロナによる影響で、それまであった宴会等の需要が激減して、20年3月だけでも2000人のキャンセルが出るなど業務に大きな支障が生じました。

はい・・・。このままでは大変だということで、前々から計画していた「仕出し」の事業を「なごみ庵」という屋号で始めるに至りました。今は通販や屋台村での事業も行っており、売上も回復基調になっています。

実は最初に使ったのはインスタでしたが、インスタは写真加工などの手間がかかり、やり方も難しくてやや低浮上になってしまいました。

ツイッターは2年半前に熊本県人吉市で豪雨被害があった際に、ボランティアに行こうと考えて、昔東日本大震災のときにもボランティアでツイッターを使ったことを思い出して、アカウントを作ったのが始まりでした。

ボランティアでは床下から泥を掻き出す作業を行うなどしましたが、とても大変な作業でした。同時に会社としてもできることがないかと考え、地元の栗、鮎などを使ったお弁当をお客様の言い値で買ってもらうというサービスを実施しました。このことを多くのメディアに取り上げて頂き、県知事からも後日感謝のお手紙をいただきました。

ツイッターは自社サイトのアクセスアップのためにやっておくといいということでアドバイスをもらっていました。目的としては自社サイトのアクセスアップのために、サイト評価を上げる目的で使っています。

PRのやり方は意識していますね。まずはメディアが取り上げやすいように公共性の高い企画を考えることから始まります。またプレスリリースサイトを利用するのではなく、直接繋がりのあるメディアの方に連絡をするのも重要です。

政治や差別などに関わることはつぶやかないように意識しています。自分がそう思っていなくても、そのように捉えられることもあるので、その点は本当に気をつけなければならないですね。あとはこちらからなるべくリプライを返すことでしょうか。フォロワーではなく、ファンの方を増やすことが重要だと思っていますので。

始める前とはコロナで環境が大きく変わったので単純比較は難しいですが、コロナ前には月10万払っていたインターネット広告を完全にやめてしまっても、5〜6倍程度のアクセスとなっています。ツイッターによってドメイン評価が上がっているということだと考えています。おかげさまで売上も回復してきています。

やはり地元の食材に対するこだわりは強くありますね。特に「満天☆青空レストラン」でも紹介された「本はまぐり」はもう国産はほとんど入手できない貴重な食材です。地元でしか手に入らない貴重な食材を生産者さんから直で仕入れできているのはありがたいことですし、逆に信頼されているからこそ、食材にはこだわっていきたいと考えています。

ラーメン屋をやってみたいと思っています。

実はこれもツイッターからのつながりで、新潟のラーメン屋さんと仲良くなりまして、冷凍だとは信じられないくらいとても美味しいラーメンを頂いて興味を持ちました。「1ヶ月あれば全て教えてあげるよ」と言われた言葉を真に受けて、いつか時間をつくってラーメンにも挑戦してみたいと思っています。せっかくやるなら、地元の食材を活かした「はまぐりラーメン」も面白そうだと考えてます。

よく弊社が取材を受けていて羨ましいと言われることがあるのですが、私はプレスリリースの工夫次第で比較的かんたんに取材してもらえると思っています。公共性とタイムリー性を意識することが重要ですが、一番重要なのは行動を起こすことです。まずは地域のイベントを取材してもらうなど身近なところから始めていくことをおすすめします。

ありがとうございました！