はじめに
本記事は株式会社ポムスタディが作成(監修)しています。
2020年創業のWEBコンサルティング会社。運用ウェブサイトの累計アクセスは計100万PV以上。運用支援SNSのフォロワーは計17万フォロワー以上。見られるウェブサイトづくり、人が集まるSNSづくりが得意な会社です。
※記事の内容には正確性を期すようにしておりますが、万が一事実と異なる掲載がございましたら、ご指摘ください。
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インスタグラムの特徴
(引用:https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/)
・月間アクティブユーザー(国内):3300万人(2019年)
・月間アクティブ率:85%
・ユーザー層:若者10代〜40代の男女
・特性:ビジュアルを中心としたコミュニケーションを取る。若年層からの指示が圧倒的で、飲食店やファッションなど「バエる」ものをサーチ。
・広告:インスタグラムはFacebook社が提供するサービスで、ターゲティングに定評がある。特に飲食、アパレルなどビジュアルに訴えかける産業は利用を推奨。
インスタグラムの使われ方
もしあなたが普段インスタグラムを利用しないのであれば、若者がどのようにインスタグラムを利用しているのか知っておくことはマーケティングを行う上でも極めて重要です。
まず近年では購買時の意思決定において、インスタグラムに影響を受ける若年層の割合が多く、例えば「食べログ」で飲食店を探す代わりに、インスタで調べてから行く店を決めるなど利用の幅が広がってきています。「流行のファッション情報」を収集する手段としては、グーグル検索よりもインスタグラムが使われるようになったと言われています。より見栄えを重視するようになっており、見せ方の工夫が重要になっていると言えるでしょう。
したがって以下のような業種のビジネス展開をされている場合は、インスタに注力して顧客獲得をしていく必要性が高まります。若年層ターゲットである場合はなおさらです。
・飲食店
・アパレル店
・雑貨店
・小売店
また全体的に男性よりも女性の支持が高く、特に10代〜20代ではダイレクトメッセージ機能なども含めLINEの代わりに利用されることもあるくらいで、若者はSNSをうまく棲み分けて利用していることがわかっています。インスタはその中でも親しい友人と交流する親近感のあるSNSの位置づけとなっています。
フォロワーの集め方
フォロワーの集め方はSNSによって変わってきますが、インスタグラムは比較的フォロワーが集まりにくいものの、集まれば支持される可能性が高く、愛されやすくなる傾向にあります。ですからフォロワーの数がなかなか集まらないからといって途中で運用を辞めてしまうのはもったいないことなのです。以下、フォロワーを集めるための方法について具体的にみていきましょう。
プロフィールの設計
まずはどんな法人(人)であるかを表すプロフィールの設計が重要です。お客様に見てもらうときに、自社のアカウントがどういったアカウントで、フォローすることでどんなメリットが有るのかを簡潔に示す必要があります。プロフィールに企業ホームページのURLを入れるのも効果的です。インスタグラムは基本的に投稿へのURL追加ができませんので、プロフィールから外部の自社サイトに誘導することは非常に重要な戦略です。また、投稿の最後にはプロフィールに誘導するような画像・文章が必要です。
エンゲージメント率を高める
インスタグラムはユーザーのアプリ利用時間をより長くするために、様々な工夫をしています。メタ社(旧Facebook社)が運用していることから、裏ではFacebookと同じようなユーザー追跡のシステムを用いていると考えられています。
例えば、フィードやストーリーズといったトップ画面に表示される人たちはエンゲージメントの期待率が高いもので構成されています。また、インスタグラムを使っていると「〜さんもフォローしています」や「〜さんをフォローして、友だちの写真や動画をチェックしてみよう」という文言が出てきます。これらはリコメンド機能と呼ばれるもので、自分の興味がありそうなユーザーをインスタグラムがサジェストしているわけです。
したがって、フォロワーを集める際にはまずエンゲージメントを高めることが必要不可欠です。お客様が思わずタップしてしまうようなアンケート形式やライブ形式の投稿で視聴数をかせぐことが一例にあげられます。
保存機能を利用させる
インスタグラムには保存機能と呼ばれる機能があります。保存マークは投稿の右下に表示されており、保存した投稿はいつでもプロフィールから確認することができるようになっています。(下図の右上にある顕彰リボンのような形のボタンが保存マークです。)
いいねは気軽にしやすいアクションである反面、保存は本当に大切な情報だとユーザーに判定されないとアクションされません。したがって、保存アクションの持つ持ち点はインスタの評価の中でも大きくなっています。
評価の高い投稿とは
一般的にビジュアルが美しく、またセンセーショナルなものであるほどユーザーからの評価は高くなります。ただし、ビジュアルが美しいだけでは不十分で、ユーザーは1つの投稿で多くの情報が得られることを望んでいます。以前は「バエる」という言葉が生み出され、インスタグラムではとにかくバエれば良いと思われがちでした。今では「バエる」ことは投稿を見られるために必要な最低限のラインであり、他に付加価値を付けていかなければ見向きされないようになってきています。
例えば「ダイエットできます」というコメント入りの画像と「自分のカラダを極上メンテナンス!10kg痩せた本気のダイエット」というコメントの入った同じ画像であれば、大半の方が後者をより詳しく見たい、あるいは実際に自分も実践したいと思うはずです。「ビジュアル」+「理由」+「説明」がお客様からの評価を高めるコツです。
まとめ
インスタグラムの特徴とフォロワーの集め方についておわかりいただけましたでしょうか。インスタグラムはビジュアル重視のSNSですが、それだけではないということが理解いただけたのではないかと思います。
法人アカウントを運用する際は、今回お伝えしたポイントを参考に毎日粘り強く発信をしていく必要があります。また複数人で管理を行う場合などもあるので、管理方法にも工夫が必要です。お客様に求められる投稿を続けて、集客につなげていきましょう!